株式会社西田製作所 | 表面処理装置のトータルエンジニア

西田製作所

取扱装置について

多様化するニーズに、
柔軟な装置設計で応える

品物の材質や形状、求められる品質基準は導入先によって多種多様です。西田製作所では、搬送方式と処理スタイルを自在に組み合わせたカスタム設計により、あらゆる生産現場に最適な生産設備or表面処理設備を提供しております。 本ページでは、弊社の提供する装置と設備をご紹介いたします。

※掲載イラストは一例です。以下の各構成すべて、同等のクオリティで製作・導入が可能です。

EQUIPMENT

現場に寄り添う、
選択と組み合わせ。

表面処理装置は、大きく「搬送方式」と「処理方式」の掛け合わせによって分類されます。西田製作所では、2つの搬送方式 × 2つの処理方式を組み合わせ、それぞれの製品・生産条件に最適な構成をご提案しています。 まずは、その基本的な構成パターンをご紹介します。

処理方式の分類図

●キャリア式・・・ライン上に部品を載せたキャリア(台車)を水平に移動させていく搬送方式。安定した大量処理や連続処理に適しています。

●エレベーター式・・・限られたスペースでも設置しやすい、昇降(上下)型の搬送方式。コンパクトながらも高効率なライン構築が可能です。

●バレル式・・・部品を回転するドラム(バレル)に入れて処理する方式。小型部品をまとめて効率よく処理できます。

●ラック式・・・部品を吊るして処理する方式。複雑な形状や大型のワークでも安定した処理が可能です。

キャリア式×バレル式

小物部品を、高効率かつ均一に

キャリア搬送の連続性と、バレル処理の高い均一性を融合。
大量かつ安定した表面処理に最適です。

特徴

小型部品の量産処理に適し、処理品質の均一性を高水準で維持。
連続処理との相性も良好。

想定対象

ボルト・ナット・端子部品などの小物部品全般

キャリア式×ラック式

大型・複雑形状に、柔軟な対応力

吊り下げ処理によって、形状やサイズを問わず高精度な処理 を実現。
自動車や鋳物など幅広く対応可能です。

特徴

吊り下げ処理により、大型部品や複雑形状のワークにも柔軟に対応。処理の安定性が高い。

想定対象

自動車部品・鋳物・金属フレーム類

エレベーター式×バレル式

限られたスペースに、最大効率を

昇降式搬送によるコンパクトな設計が特長。
狭小空間でも効率を落とさず、小型部品の大量処理が可能です。

特徴

昇降式による省スペース設計が可能。限られた 設置環境下でも高効率の処理ラインを構築可能。

想定対象

精密小型部品・電子機器パーツ・細径ワークなど

エレベーター式×ラック式

重厚なワークも、安心・快適に

垂直搬送がもたらす高い安全性とメンテナンス性。
航空機や産業機器など、ハイエンドな処理ニーズに応えます。

特徴

垂直方向の搬送により、安全性・メンテナンス性に優れる。
中〜大型部品向けに設計最適化が可能。

想定対象

航空機部品・産業機械部品・建機部材など